少年事件Q&A

罪を犯すおそれがあるだけで,家庭裁判所が扱う少年事件となるのですか。

 そうです。将来罪を犯すおそれがある(ぐ犯)少年の場合,まだ罪を犯してはないのですが,親の監督に従わないとか,家庭に寄り付かないとか,いかがわしい場所に出入りするとかの行いがあり,その性格や環境からみて,将来罪を犯すおそれがあるといった場合には,非行少年を早期に発見し,適切な保護をすることにより,少年の更生を図るとともに,犯罪を未然に防止しようとするものです。犯罪少年についても同様です。
 このような考え方を保護主義といいます。少年法の基本的理念です。少年の健全な成長のために国家が後見的な見地から手を貸そう(介入)という考え方です(少年の基本的人権を侵害しないように適正な手続に注意してなされなければならないことは当然です)。