少年事件Q&A

少年事件の「審判」は成人の刑事裁判と同じですか?

全く違います。
犯罪事実があるかどうかを裁判所が判断する、という点では同じですが、大人の刑事裁判では、被告人(犯人だと疑われている人)に対して、有罪の場合は「どんな罰を与えるべきか」に重点があるのに対し、少年事件の「審判」では、「少年が健やかに育つために、事件から立ち直るためにはどうしたらいいか」に主眼があるのです。
ですから、少年事件の「審判」では、少年の立ち直りを支えるために、大人の刑事裁判とは異なった手続きが定められています。
例えば、少年事件の「審判」は一般に公開されず、少年の家族、学校の先生、勤め先の社長さんといった身近な関係者以外は出席することができませんし、少年の名前や写真を広く発表することは禁止されています。また、審判は少年を責め立てるためのものではありませんから、懇切・なごやかに行わなければならないことになっています。