少年事件Q&A

家裁の調査官から、「試験観察」の可能性があるということをいわれたのですが,試験観察とは何でしょうか?

 少年を最終的に保護処分にするかどうか、保護処分にするとしても、どのような種類の処分にするかを、すぐには決めずに、しばらく様子を見るものです。
試験観察には、審判が終わるとすぐに家に帰れる「在宅の試験観察」と、民間の施設等に住み込みながら指導を受ける「補導委託」とがあります。数カ月間になります。
(1)在宅の試験観察
審判が終わるといったん家に帰ることができます。その後、数か月程度の間に調査官と何回か面接して状況を調査してもらい、その結果を踏まえて、もう一度審判を受けることになります。最終審判では、保護処分にするかどうか、どのような種類の処分にするかが決められます。
(2)補導委託(ほどういたく)
補導委託では、例えば、鉄工所や飲食店などの民間の会社等に預けられ、そこで住み込みで仕事をし、生活指導を中心とした指導を受けます。その結果を踏まえて、数か月後にもう一度審判を受けることになります。最終審判では、保護処分にするかどうか、どのような種類の処分にするかが決められます